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  • 2021.04.01
  • 2024.10.01
  • グローバルセキュアデータ転送サービス

ファイル転送サービスの後悔しない選び方とは?おすすめのサービス10選紹介

グローバルセキュアデータ転送サービス

この記事では、ファイル転送サービスを使うメリットとデメリットや、ファイル転送サービスを選ぶ際の注意点について説明していきます。

また、おすすめのファイル転送サービスも特徴と併せて紹介します。

※本記事に掲載している情報は2024年9月時点のものです。

目次

  1. ファイル転送サービスとは?どんな状況で利用する?
    1. メールなどでは送れない大容量ファイル送信時に利用する
    2. 社内サーバーに接続できない外部顧客へのファイル転送に使う
  2. ファイル転送サービスを利用する2つのメリット
    1. 記憶媒体より低コストで大容量ファイルを送信できる
    2. 手軽に素早く大容量ファイルを送信できる
  3. ファイル転送サービスを利用する際の2つのデメリット
    1. セキュリティはファイル転送サービス提供会社まかせになってしまう
    2. インターネット回線が不可欠で低速回線だと業務効率が悪くなる
  4. ファイル転送サービスを利用する際の注意点
    1. スマートフォンに対応しているか確認する
    2. ファイルサイズを確認する
    3. 信頼できるサービスを選ぶ
  5. ファイル転送サービスを選ぶ際の5つのポイント
    1. 業務に必要な転送ファイル容量が確保されているか?
    2. ファイル送信時と受信時の転送速度は十分か?
    3. 費用はいくらかかる?無料の転送サービスも存在する
    4. アップロード側とダウンロード側それぞれの利便性は?
    5. セキュリティレベルは十分か?情報漏えいのリスクも考慮すべき
      1. 通信内容が暗号化されているか?
      2. ウイルスチェックサービスは付いているか?
      3. ファイル転送にパスワードの設定ができるか?
      4. ファイルをダウンロードできる回数や期間を制限できるか?
      5. アクセスログはきちんと管理されているか
  6. ファイル転送サービスの無料サービスと有料サービスの根本的な違いとは
    1. セキュリティレベル
    2. 送信可能なファイルサイズ
    3. 運用サポートの手厚さ
  7. おすすめのファイル転送サービス10選
    1. クリプト便(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)
    2. 活文 Accelerated File Transfer(株式会社日立ソリューションズ)
    3. Bizストレージ ファイルシェア(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
    4. GigaCC OKURN(日本ワムネット株式会社)
    5. DIRECT! EXTREME(日本ワムネット株式会社)
    6. Smooth File(株式会社プロット)
    7. データ便(株式会社ファルコ)
    8. SkeedFileMessenger(株式会社Skeed)
    9. オフィス宅ふぁいる便(株式会社オージス総研)
    10. グローバルセキュアデータ転送サービス(株式会社日立システムズエンジニアリングサービス)
  8. ファイル転送サービスはコストとセキュリティを重視して選びたい

グローバルセキュアデータ転送サービス

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企業間の重要かつ大容量のデータを高速で安全に転送します。

ファイル転送サービスとは?どんな状況で利用する?

「ファイル転送サービス」とは、インターネットを通してファイルを送るサービスです。ファイル転送サービスには、「個人向け」と「企業向け」があります。

個人向けファイル転送サービスは、「無料」で利用できるものも多くありますが機能面やセキュリティ面で有料サービスに劣る部分があります。

企業向けのファイル転送サービスは、ほとんどが有料です。その代わり、機能が充実していてセキュリティ面も安心できます。いきなり有料サービスを使うことが不安という場合は、「無料トライアル」を実施しているサービスを試してみましょう。

メールなどでは送れない大容量ファイル送信時に利用する

ファイル転送サービス以外にもファイルを送る方法はあります。たとえば「メールに添付」して送る方法もありますし、「チャットツールのファイル共有」を使う方法もあります。

しかしメールやチャットツールでのファイル送信は、容量が小さめのファイル(メールで数MB、チャットで数百MB)しか送れないという制約があります。その点、ファイル転送サービスならGBを超える「大容量のファイル」を送ることができます。

社内サーバーに接続できない外部顧客へのファイル転送に使う

社内で大容量のファイルを共有する場合、社内サーバーにデータを置くことでファイル転送サービスを使わずにファイルを社内で共有できます。

オンラインストレージを使用している場合、それを使って外部の人にも簡単に素早く大容量ファイルの共有が可能ですが本来、社内で使うことを想定しているオンラインストレージを外部に公開するのは、安全面での不安が大きくなります。

そのため、社内にサーバーがある場合でも、外部の顧客に大容量ファイルを送る際はファイル転送サービスがおすすめです。

ファイル転送サービスを利用する2つのメリット

ファイルを送る方法としては、「メールにファイルを添付」「チャットツールのファイル共有機能を使う」「オンラインストレージで共有する」「記憶媒体に保存して渡す」「ファイル転送サービスを使う」の5つがあります。

ファイル転送サービスが優れているのは、次の2つの点です。

  • 物理的な記憶媒体よりも安く大容量ファイルを送信できる
  • メールより素早く大容量ファイルを送信できる

では、詳しく見ていきましょう。

記憶媒体より低コストで大容量ファイルを送信できる

ネットを使わなくても、「USBメモリ」「CD・DVD」「ハードディスク」などの記録媒体を使えばファイルを送ることはできます。しかしハードディスク以外では、数GB程度のデータしか送れません。

ハードディスクでデータのやり取りを行う場合、ハードディスク購入費用や郵送費がかかってしまいます。

こうした点を考えると、ファイル転送サービスを使用した方がコストを抑えられるといえるでしょう。

手軽に素早く大容量ファイルを送信できる

理論上はメールにファイルを添付する方法でも、大容量ファイルを送ることができます。ファイル分割ソフトを使えば、ファイルをいくつかに分割してメールのファイル送信容量制限内に抑えられるからです。

しかし、大容量ファイルを分割してメールで送ろうとすると、何十、何百という膨大な回数メールを送ることになります。さらに受け取る側も、たくさんのファイルを集めて結合する手間がかかってしまいます。

USBメモリなどの記録媒体を使うことで、大容量のファイルを送ることができますが、先ほどご紹介したように、記録媒体を用意する手間、送る手間がかかります。

ファイル転送サービスを利用する際の2つのデメリット

ファイル転送サービスには、次のような2つのデメリットもあります。

  • セキュリティレベルはサービス提供会社基準である
  • 低速回線しかない環境では業務効率が落ちる可能性がある

ファイル転送サービスを利用する前に、デメリットについてもよく理解しておきましょう。

セキュリティはファイル転送サービス提供会社まかせになってしまう

自社で構築したサーバーなら、細かいセキュリティ設定をおこなえます。なにか問題が発生しても、利用履歴を調べて原因を突き止めることが可能です。

しかしファイル転送サービスを使う場合は、サービス提供会社が用意したセキュリティシステムを受け入れるしかありません。

インターネット回線が不可欠で低速回線だと業務効率が悪くなる

ファイル転送サービスを使うためには、インターネット回線が不可欠です。大容量のファイルを扱うため十分な速度を持った回線が求められ、回線速度が低いとファイルのアップロード、ダウンロードに時間がかかってしまいます。

アップロード中とダウンロード中にも別の業務はできますが、一つのファイル転送に時間がかかっているようだと、業務効率が低下してしまいます。

ファイル転送サービスを利用する際の注意点

ファイル転送サービスを利用する際の注意点を3つのポイントにて説明します。

  • スマートフォンに対応しているか確認する
  • ファイルサイズを確認する
  • 信頼できるサービスを選ぶ

スマートフォンに対応しているか確認する

ここ数年、クラウドを活用したファイル転送サービスの利用が増えています。
リモートワークに伴い、どこでも使えるスマートフォンからファイルを確認する需要が高まっていることが、クラウドを使用したファイル転送サービスの利用者増加の背景と考えられるでしょう。

ただし、需要が高まっているとはいえ、すべてのファイル転送サービスがスマートフォンに対応しているとは限りません。

そのため、ファイルをやり取りする相手である取引先は業務でスマートフォンを使うことが多いか?などを把握したうえで、契約するサービスを決める必要があります。

ファイルサイズを確認する

送信の際、ファイルサイズにはよく注意しましょう。多くのファイル転送サービスにはサイズの制限が設けられています。サイズを超過するとファイル転送ができなくなるため、注意が必要です。

日頃から適正なファイルサイズを正しく把握しておくようにしましょう。
把握することでファイル容量を制限内に収めることができ、重要なデータが送れていなかったなどのトラブルを回避できます。

特に大容量ファイルを転送するときは、送信先にも大きな迷惑をかけてしまうため、事前のファイルサイズのチェックは欠かさないようにしましょう。

信頼できるサービスを選ぶ

社外・社内問わずファイルのやり取りを行う場合は、サービスを提供している事業者名を確認し、信頼できるかを確認することが重要です。

また、どのような企業で使われたかを公表しているサービスなども信頼性があるといえるでしょう。

サービス提供者の信頼性を確認する方法にはさまざまな方法がありますが、上場している企業や上場している企業の関連企業のサービスを使うことをおすすめします。
また、信頼できるサービスを使用することは取引先からの安心感にもつながります。

ファイル転送サービスを選ぶ際の5つのポイント

ファイル転送サービスを選ぶときには、次の5つのポイントを確認しましょう。

  • 転送可能なファイル容量
  • ファイル転送速度
  • コスト
  • 利便性
  • セキュリティ

業務に必要な転送ファイル容量が確保されているか?

ファイル転送サービスはファイル容量の上限を設けている場合があります。上限容量には、「送信1回あたりの容量」と「一定期間(1カ月など)に送れる量」の2つがあります。

一度に最大どれくらいの容量のファイルを送信することがあるのか、1カ月の合計容量はどれくらいになるのかを想定したうえでサービスを選びましょう。

ファイル送信時と受信時の転送速度は十分か?

自社の回線速度が速くても、サービス提供会社の回線が遅い場合は、ファイル転送がスムーズに進みません。 特に無料のファイル転送サービスのなかにはアップロード速度、ダウンロード速度を制限しているものがあります。

業務を円滑に進めるためには、回線速度が十分に速いサービスを選びましょう。

費用はいくらかかる?無料の転送サービスも存在する

ファイル転送サービスのなかには無料で利用できるものもありますので、スペックが十分なら無料のサービスで経費を抑えることも一案です。

ただし、「転送容量上限」「転送速度」「セキュリティ」といった条件を満たさないサービスでは意味がありません。

アップロード側とダウンロード側それぞれの利便性は?

意外に見過ごしやすいのが、サービスの「使いやすさ」です。ファイル転送サービスを使う際に、利用法がわかりにくかったり、使うのに時間がかかったりするようでは困ります。

サービスの利用登録はわかりやすいか、サイトでの操作はしやすいか、相手側は登録しなくてもファイルをダウンロードできるか、といった点を確認しましょう。

セキュリティレベルは十分か?情報漏えいのリスクも考慮すべき

ファイル転送サービスを選ぶなかでも一番重要なのが、セキュリティです。情報漏えいのリスクを減らすためにも、次のような点に注意しましょう。

  • ファイルの暗号化
  • ウイルスチェッカー
  • パスワード
  • ダウンロード制限
  • アクセスログ管理

では、詳しく見ていきます。

通信内容が暗号化されているか?

通信が暗号化されているサービスを選びましょう。万がいち、データが流出してしまった場合でも、暗号化されていれば第三者は簡単にデータの内容が確認できず、情報漏えいのリスクを低減できます。

ウイルスチェックサービスは付いているか?

アップロードしたファイルの、ウイルスチェックを自動的に行ってくれるサービスもあります。

便利な機能ですが、通常会社で使用するPCにはアンチウイルスソフトが設定されているはずですので、絶対に必要というわけではありません。しかし、ファイルをダウンロードする側が安心感を得られますので、無いよりはあった方が望ましい機能です。

ファイル転送にパスワードの設定ができるか?

誤った宛先をファイルの送り先に設定してしまう場合や、ファイルをダウンロードできるURLが流出してしまう場合があります。

こうしたトラブルが起きても、ファイルのダウンロードにパスワードが必要なファイル転送サービスであれば、情報漏えいのリスクを低減できます。

ファイルをダウンロードできる回数や期間を制限できるか?

ファイル転送サービスでは、アップロードしたファイルはサービス提供会社のオンラインストレージに保存されます。

ファイルをダウンロードできる回数や期間を制限できない場合、アップロードしたデータはオンライン上に残っているので、第三者がファイルにアクセスできる危険性が高まっている状態といえます。こうした情報漏えいのリスクを減らすためにも、ダウンロードの回数を設定できるもの、一定期間を過ぎるとアップロードしたデータが削除されるサービスを選びましょう。

アクセスログはきちんと管理されているか

アップロードしたファイルに何らかのトラブルが起きた場合、アクセスログがあれば、ファイルの送受信の状況や誰がアクセスしたのかがわかります。アクセスログをたどることでトラブルが解決できたり、再発防止策を考えやすくなるでしょう。

ファイル転送サービスの無料サービスと有料サービスの根本的な違いとは

無料サービスと有料サービスの違いを3つのポイントにて説明します。

  • セキュリティレベル
  • 送信可能なファイルサイズ
  • 運用サポートの手厚さ

セキュリティレベル

有料サービスと無料サービスの大きな違いはセキュリティレベルの差にあります。有料サービスではハイレベルなアクセス制限やSSL証明の充実、サーバーが別に設置されているなど、無料サービスにはない細やかな配慮がなされています。
高度なセキュリティは、無料サービスにはない大きなメリットとなるでしょう。
ビジネスにおいて、情報の管理は企業の命運を分ける重要な要素です。必要十分なセキュリティ対策はもはや必須事項といっても過言ではないでしょう。

送信可能なファイルサイズ

有料サービスと無料サービスでは送信可能なファイルのサイズに差がある場合が多いです。
基本的には有料サービスの方が無料サービスよりも送信できるファイルサイズが大きい傾向にありますので、大容量のファイルを送信することが多い場合は有料サービスを使うと、スムーズに業務が進められるでしょう。

運用サポートの手厚さ

有料のファイル転送サービスでは、トラブルが発生した場合でも、専門のサポートチームの迅速な対応が期待できます。
技術的な問題や疑問は、もれなく解決してくれるでしょう。
より高度な運用サポートでは、個々の細かなニーズに合わせたパーソナルなサポートも行っています。組織的にファイル転送サービスを利用している場合、心強い味方となってくれるでしょう。
一般的に無料サービスでは、手厚い運用サービスを期待できないでしょう。

おすすめのファイル転送サービス10選

ファイル転送サービスを選ぶ際のポイントを紹介しました。サービスの利用を検討している方に、おすすめのファイル転送サービスを10個紹介します。本記事を参考にしてください。

クリプト便(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)

「クリプト便」は、セキュリティに力を入れた法人向けのファイル転送サービスです。その信頼性の高さから、特に金融業界に含まれる企業の契約数が多いサービスとなっています。

ファイルの送受信は、TLSで暗号化され、ファイル自体もAES方式で暗号化されます。またクリプト便は、クラウドサービスのセキュリティ管理に関する国際規格「ISO/IEC 27017」と個人情報管理に関する国際規格「ISO/IEC 27018」を取得しています。

活文 Accelerated File Transfer(株式会社日立ソリューションズ)

「活文 Accelerated File Transfer」は、海外への大容量ファイルの転送に優れたファイル転送サービスです。新興国など、通信インフラが整っていない場合でも、既存のインターネット回線を利用してデータのやり取りが可能となります。

通常なら時間がかかる海外へのファイル転送も、「活文 Accelerated File Transfer」なら高速でおこなえます。また、利用者画面は日本語・英語・中国語の多言語対応もなされています。

オプションとしてコマンド機能があり、他システムとの連携が可能です。

Bizストレージ ファイルシェア(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)

「Bizストレージ ファイルシェア」は、オンラインストレージの機能も持ったファイル転送サービスです。すぐにファイルを送ることも、ストレージにファイルを置いて共有することもできます。

豊富なセキュリティ機能でウイルスチェック、SSL/TLS通信暗号化、AESファイル暗号化、アクセス期間制限、失敗時ログイン制限などが実装されています。

GigaCC OKURN(日本ワムネット株式会社)

「GigaCC OKURN」は、シンプルで使いやすいのが特徴の定額制のファイル転送サービスです。ファイル転送サービスとして、15年以上運用されてきたGigaCCシリーズのサービスですので、安心して利用できます。

受け取りURLの配信停止、送信済みファイルの自動削除といったヒューマンエラー防止のための管理機能、アクセスログ管理が装備されており、シンプルながらファイル転送で必要とされる機能が標準搭載されています。

DIRECT! EXTREME(日本ワムネット株式会社)

「DIRECT! EXTREME」は、大容量ファイルを高速で送れるファイル転送サービスです。データ転送高速化テクノロジーにより、10GB以上のデータも簡単に送ることができます。

セキュリティ面ではSSL通信暗号化、AESファイル暗号化、アクセスログ管理などの対策がされています。

DIRECT! EXTREMEは、最低契約期限3カ月のため、プロジェクトなど短期間のスポット採用も可能なサービスです。

Smooth File(株式会社プロット)

「Smooth File」は大手ゼネコン、印刷業、製造業などで利用が多いファイル転送サービスです。総務省の「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」に認定されており、高い信頼性を誇ります。

セキュリティは、SSL通信暗号化、AESファイル暗号化、アンチウイルス、パスワード、操作ログ管理などが実装されています。

データ便(株式会社ファルコ)

「データ便」は月間300万人が利用するファイル転送サービスです。ダウンロード通知が設定でき、相手がファイルをダウンロードした際に通知メールが届くので、送信相手への確認業務を省くことができます。

セキュリティ面ではSSL通信暗号化、アップロードファイル暗号化、ダウンロード時のパスワード設定、ダウンロード回数制限などが実装されています。

オフィス宅ふぁいる便(株式会社オージス総研)

「オフィス宅ふぁいる便」は、低コストで簡単に使えるファイル転送サービスです。5ユーザーで、月額3,000円から利用可能です。送信したファイルのダウンロード状況が一目で確認できたり、サーバーのファイルが自動で削除されるので企業で利用するための必要なセキュリティ機能が備わっているといえます。

SkeedFileMessenger(株式会社Skeed)

「SkeedFileMessenger」は、大容量ファイルを最大100人に送れるファイル転送サービスです。送り先が海外であっても、短時間でファイルを届けられます。ウェブベースの操作画面で完結するため、クライアントへのインストール作業は不要です。

セキュリティ面は、AESファイル暗号化、アクセスログ、ダウンロード期間制限、ダウンロード回数制限などがあります。

グローバルセキュアデータ転送サービス(株式会社日立システムズエンジニアリングサービス)

「グローバルセキュアデータ転送サービス」はセキュリティが強固なファイル転送サービスです。

グローバルセキュアデータ転送サービスでは、ファイルを断片化して送るためファイル盗聴が難しくなっています。断片化したデータは、さらに細かくピース化されたうえで、複数ストレージに分散され、他のファイルと混ざります。そのため不正にファイルを復元することは非常に困難です。

暗号化技術の場合は、暗号解読される可能性があります。しかし、グローバルセキュアデータ転送サービスの秘密分散技術の場合は、そもそもすべてのファイルデータを集めることが難しいため、情報漏えいのリスクを抑えられます。

ファイル転送サービスはコストとセキュリティを重視して選びたい

大容量ファイルを送る場合は、ファイル転送サービスを使うのが便利です。ファイル転送サービスなら、USBメモリなどの記録媒体を使うより安くすみますし、メールなどよりファイルを簡単に素早く転送可能です。

ファイル転送サービスを選ぶときには、「セキュリティ性能」「コスト」「転送速度」「利用可能ファイル容量」に気をつけましょう。

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※Microsoft、Windows、Windows 10およびMicrosoftのロゴは、米国およびその他の国におけるMicrosoft Corporationの登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

グローバルセキュアデータ転送サービス

重要データを「安心、高速、簡単」に転送。
企業間の重要かつ大容量のデータを高速で安全に転送します。