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  • 2021.04.01
  • 2021.04.01
  • ZENMU Virtual Desktop

VDIとリモートデスクトップの違いについて徹底解説

ZENMU Virtual Desktop

リモート接続利用という意味ではよく似ている「VDI」「リモートデスクトップ接続」、その違いを明確に説明できる方は少ないのではないでしょうか?ここでは2つの環境の違いとおのおのの最適な利用シーンについて解説します。

※本記事に掲載している情報は2021年3月時点のものです。

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テレワークでの安全・快適なPC利用に
PCの社外持ち出しに関する課題を解決します。

VDIとリモートデスクトップは何が違うのか?

コロナ禍により企業のテレワーク導入が一般化しつつあるなか、リモートツールの一つとしてVDI導入が加速してきています。このVDI、遠隔地から社内にあるOSにアクセスする、という意味ではリモートデスクトップと同じように見えます。
それではVDIとリモートデスクトップ、いったいどう違うのでしょうか?この記事では2つの違いと最適な利用シーンについて解説します。

遠隔地サーバーのリモート利用という点では同じ

VDI、リモートデスクトップ双方に共通する点は、共に「遠隔地にあるOSにアクセスする」という点です。利便性やセキュリティ上の対策のため、遠隔地にあるPCにアクセス、手元のPCに画面イメージのみを転送する「画面転送方式」という点でも両者は一致しています。

VDIの利点である「外部へのデータ送信せずに利用」できる点はリモートデスクトップも同じであり、PC盗難等による情報漏えいリスクは回避できます。よって、VDI同様、社外から利用する場合でも高いセキュリティレベルを確保することは可能です。

VDIとリモートデスクトップでは「共有する単位」に違いあり

それでは、VDIとリモートデスクトップの違いはどのような点でしょうか?
それは、1つの仮想マシンを何人で利用するか?という部分になります。

一般的にユーザーと仮想マシンを1対1で割り当てて利用するのがVDI、ユーザーと仮想マシンをn対1で割り当てて利用するのがリモートデスクトップになります。双方の違いについてここで解説していきます。

ユーザーごとに仮想マシン(VM)を割り当てられるのがVDI

VDIは1つのハードウェア上で複数の仮想マシンの割り当て、管理を行うことができます。それぞれの仮想マシンには個々の利用目的にあわせ、OS、アプリケーションなどをインストールできます。また同じOS、アプリケーションであっても、仮想マシンごとに設定を変えることもできます。

まさに普段皆さんが業務で利用しているPC環境を1ヵ所に集約したイメージです。

よって、1つの仮想マシンに1人の利用ユーザーを割り当てて利用することが一般的です。利用ユーザーは割り当てられた仮想マシン上でご自身の利用目的に合わせ、必要なOSやアプリケーションをインストールできます。
設定や運用によっては複数ユーザーで1つの仮想マシンを共有することも可能ですが、後述するリモートデスクトップでも可能です。リモートデスクトップと比べ導入費が高額となるVDIでこのような利用方法をとることはおすすめしません。

同一OS上の仮想マシン(VM)を複数ユーザーで共有するのがリモートデスクトップ

一方で、1つの仮想マシン環境を複数ユーザーで共同利用するのがリモートデスクトップです。リモートデスクトップは1システムに1つの仮想マシンしか設定できません。あくまでもデスクのPCにリモートから接続するイメージです。そのため一般的には1つの環境を複数のユーザーで共有する場合に利用します。

1つの仮想マシンしかありませんので、ユーザーごとに個別の環境を準備することはできません。同じOS、アプリケーション、設定を利用ユーザーすべてで共有することになります。

1つの環境に1ユーザーずつ割り当てるVDIと同じ使い方も可能ですが、それでは1人のユーザーに接続元、接続先に1台ずつ、合わせて2台のPCを準備することと同じであり、VDIと比べ大きなコストがかかるため、あまり一般的ではありません。

VDIとリモートデスクトップの利用シーン

VDI、リモートデスクトップの共通点と違いについてこれまで説明してきました。セキュリティレベルは同じでどちらも社外からの利用に適しているとはいえますが、仮想マシンと利用ユーザーの割り当ての考え方に違いがあります。
それではそれぞれどのようなケースで利用するのが適しているのでしょうか?ここでは、具体的な利用事例を挙げ、VDI、リモートデスクトップの利用方法について説明します。

使い分けのポイントは「利用目的」と「同時利用頻度」

VDIとリモートデスクトップの大きな違いは、1台の仮想マシンを何人で共有するか?という点です。1つの仮想マシンを1ユーザーで占有できるVDIに対し、複数人で1台のマシンを共有するリモートデスクトップはユーザーごとの自由度は下がってしまいます。

複数人で共有しているため、勝手にアプリケーションを追加したり、設定を変えたりすることはできません。また、複数人で共有するため、1人がフルタイムで利用するのが難しい環境といえます。

一方で、ユーザーごとの利便性が高いVDIですが、リモートデスクトップと比べ導入、運用費用が高額になってしまう点がネックとなります。
双方のメリット、デメリットがあるため、利用シーンにあわせて使い分けをすることをおすすめします。

個々の利用方法、同時利用頻度が高い場合は「VDI」がおすすめ

ユーザーごとの利用方法が異なり、各ユーザーの利用頻度が高い場合はVDI導入をおすすめします。リモートデスクトップではユーザーごとに個別の環境を構築することは難しく、そのために1台1台リモートデスクトップPCを準備することはコスト面で現実的ではないからです。

テレワークで利用する社員一人ひとりのデスクトップ環境を構築するにはVDIが最適です。個々でインストールするアプリケーションや環境設定ができますし、1ユーザーに対し1つの仮想マシンが割り当てられることから、他者利用を考えることなくフルタイムで利用できる環境を構築できます。

また、管理統制上必要となる設定は、全仮想マシンに対し一括で設定、管理することも可能であることから、社員のデスクトップ環境に適しているといえます。
USBデバイスによるデータダウンロード機能やスクリーンショット機能の停止など、まとめて設定できる点もテレワークのリモート環境に適しているといえるでしょう。

特定利用目的で同時利用頻度も低い環境では「リモートデスクトップ」がおすすめ

逆に、特定の利用目的で準備され、利用頻度も低いPCには、リモートデスクトップ環境が適しています。利用目的が限定され、全ユーザーが同じアプリケーション、設定環境でしか利用しないケースであれば、1つの仮想マシンに複数ユーザーを割り当てることで十分目的を果たせるからです。

例えばサーバーやアプリケーション向けのメンテナンスマシンなどが挙げられます。サーバーメンテナンスで利用するツールは限られており、そのアプリケーションも利用ユーザーごとに設定が異なることはありません。

常時接続して利用する必要もないため、1台のマシンを複数ユーザーで共有するリモートデスクトップで十分要件を満たせるわけです。
VDIで構築することも可能ですが、リモートデスクトップと比べ導入コストが高額になります。コスト面でもリモートデスクトップがおすすめであるといえます。

リモートデスクトップから段階的な移行も可能

テレワーク用PCにはVDIで構築することをおすすめしましたが、トライアルで数台利用する場合や、既存の業務用PCを段階的に移行する場合、初期段階ではコストメリットが出ないケースがあります。

VDIによる全社展開がすでに決まっている場合は問題ありませんが、決めかねている場合、いきなりVDIを導入してしまうのはリスクを伴う可能性もあります。

そこで、初期段階の数台はリモートデスクトップで開始し、導入が確定したあと、VDIに切り替えていく方法もあります。
この方法であれば、現在設置されているPCをリモートデスクトップ接続設定することで、ミニマムコストでリモート接続する検証ができます。またVDI化する際に既存デスクトップ環境の移行も可能であるため、段階的移行による手間は最小限で済みます。

いわゆるファットPCからVDIに切り替える場合、運用面や利用方法に多くの変化点が出るため、事前の試行や段階的な移行が必要になります。リモートデスクトップも併用しながら検証や運用面の課題を洗い出すことで、初期段階でのコスト面のリスクを回避できます。

まとめ

VDIとリモートデスクトップ、双方の違い、および利用シーンについてご理解いただけましたでしょうか? 共に画面転送型であり高いセキュリティレベルを確保できますが、一方で仮想マシンに対するユーザーの割り当て数の考え方に相違点がありました。

それぞれ一長一短ありますので、利用シーンや目的に応じて使い分けされることをおすすめします。 VDIを導入をご検討される方に向けて、株式会社日立システムズエンジニアリングサービスが提供する ZENMU Virtual Desktopをご紹介します。クラウドサービスのため、設備購入することなく導入できる点と、何より仮想マシン1台から契約・利用が可能なので、最初からVDIを利用したミニマムスタートが可能です。 現在、1カ月の無料トライアル利用ができます。ご興味のある方、まずはトライアル利用から考えてみてはいかがでしょうか。

※本記事における価格情報記載はすべて税抜表記です。
※Microsoft、Windows、Windows 10およびMicrosoftのロゴは、米国およびその他の国におけるMicrosoft Corporationの登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ZENMU Virtual Desktopは、株式会社ZenmuTechの製品です。
※株式会社日立システムズエンジニアリングサービスは、ZENMU Virtual Desktopの正規販売代理店です。

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