職種紹介
システム開発
業務効率化を実現するために、民間・公共を問わずさまざまなシステムを開発します
社会インフラ、流通・小売、製造、金融・保険など、広範な事業領域を通じて長年培ってきた技術力と経験を掛け合わせることで、お客さまの課題に一つひとつ応えながら着実にシステム開発の実績を積み重ねています。課題は決して簡単なものではありませんが、自分が設計・開発したものがカタチとなり、身の回りで利用されていることも実感することで、ものづくりの醍醐味を感じられる仕事です。
主なサービス内容
金融・損保システム開発 | 銀行や生命保険などを支える金融業務システムを、設計上流工程から開発し、運用・保守まで対応します。 |
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自治体・公共システム開発 | 内部事務・勤怠管理システムや住民税・国民健康保険システムなど、大小多くの自治体システムを手掛けています。 |
ERPシステム開発 | ERP(統合基幹業務システム)の導入からカスタマイズ、運用・保守まで包括的にサポートします。 |
販売・在庫システム開発 | さまざまな業種・業態に対応した販売・在庫管理システムの構築を行います。 |
物品管理システム | バーコードやRFIDタグ、ビーコンなどを使用して業種に合わせた物品管理システムを構築します。 |
ビーコンソリューション | ビーコンの位置検知・位置特定の特性を利用して、ヒト・モノに関する課題を解決するシステムを開発します。 |
ここがやりがい
身に付けた技術力により、提供できる未来が広がる
多種多様な業種のお客さまを相手にしているため、さまざまな業務に関わることができます。「自分が利用者だったらどのような機能が欲しいかな」「使いやすさはどうだろうか」とその時々に相手の立場になって考えることができます。今やあらゆる業種で、あらゆる業務がシステム化されており、どの会社でもITを使用してなんらかのアプリケーションで仕事をしています。そのようななか、さらなるシステム構築を依頼するということは、お客さまは現状のシステム以上のものを求めています。
数ある企業のなかから私たちを選んでくださったお客さまと向き合い、業務内容を理解し、仕事における課題をシステムによって解決することはできないかと模索し提案する過程を経て、すべてのテストを完了させ納品します。そしてでき上がったものに対し、お客さまから「期待以上だった」「想像よりよいものができた」「エンドユーザーが楽になったと言っている」といったお言葉をいただくことが、一番のやりがいと言えるでしょう。
専門分野や知識で人をサポートできるというのは、とても大きな魅力です。また、市場や技術の変化とともに、我々に対するお客さまが期待することや要求も高くなるでしょう。高い水準に応えながらも、新しくてよりよいシステムやサービスを提供することは、言葉で言うより難しいことですが、だからこそやりがいがあります。新しい技術を習得し、自分の手で提供できる未来が見えたとき、きっとわくわくできますよ。
当社の仕事の流れ
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01企画調査、構想、立案
- ・お客さまが現状、どのような流れで業務を進めているのかを確認・調査します。
- ・お客さまの困っていることや要求している内容など、現行業務の問題点などを整理します。
- ・システム導入に伴う必要なコストや導入後の効果、発生しうるリスクなどを踏まえながら、システム化する目的や範囲を整理します。サービスとしてどのようなシステムを提供できるか構想・立案を行います
- ・導入効果や開発費用、システム構成など、お客さまにとってわかりやすい用語、表現で作成するのがポイントです。
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02設計要件定義
- ・建物に例えると基礎の部分にあたる工程です。上に建つ建物を支える土台となる重要な工程になります。
- ・お客さまが期待をしていること、要求している内容をまとめて、“要件定義書”を作成する作業です。具体的には、システムに実装する機能や取り扱うデータ、入力する画面や出力する帳票を明確にすることです。
- ・ウイルス対策などのセキュリティ面やアフターサービスの内容など、システムの強度や品質に関わる部分も要件定義で明確にします。
- ・要件定義がしっかりできていないと、お客さまとの認識にズレが生じて、システム開発そのものが失敗する恐れがあるのでとても重要な工程です。
- ・基本設計では、要件定義書でまとめられたシステムの要件について、具体的にどのようにすればシステムとして実現できるかを検討し、機能一覧表やシステムを動かすのに必要なサーバーの台数、ネットワーク機器を決定したり、作業のスケジュールを考える工程です。
- ・詳細設計では、基本設計で一覧化をした機能について、プログラムでどのように実現するのかを設計します。
- ・プログラムの構造やデータの流れなど、実際にプログラムが作れるレベルまで細かく考える作業です。
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03製造コーディング
- ・プログラミング言語(有名なところではJavaやC言語など)を使用して、ソースコードと言われるプログラムの文字列を記述する作業です。
- ・設計の工程で明確化したシステムの仕様を実現する処理です。
- ・作成したソースコードについて、詳細設計書の通りに正しく作成されていることを実際に動作させてテストを行う作業です。この単体テストは、プログラムを構成する一つひとつの機能、モジュールと言われる部品ごとにきちんと動くかどうかをテストします。
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04テスト結合テスト
- ・単体テストが完了したモジュール同士を結合し、一つのプログラムとしてキチンと動くかどうかテストする作業です。
- ・結合テストが完成したプログラムをそれぞれを実行し、システム全体が要件定義で決定した仕様通りの機能を満たしてキチンと動くかどうかをテストする作業です。
- ・システムテストが完了したシステムが、実際のお客さまの業務の流れに沿って問題なく動作するかを確認する作業です。
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05移行・導入移行作業
- ・移行作業とは、お客さまがこれまで利用していた既存のシステムから、新しく導入するシステムに切り替えを行う作業で、データの引き継ぎやハードウェア・ソフトウェアの切り替えを行います。最近では、システムを新規導入するケースは少なくなってきているので、多くのケースで移行作業は発生します。
- ・システムは導入して終わりではなく、お客さまが新しいシステムを使いこなし、導入した目的や効果が達成されてこそシステム開発が成功したと言えます。
- ・開発者の視点ではなく、利用者やお客さまの視点に立ち、操作方法を説明したマニュアルを作成し、利用者に正しく理解をしてもらうのがユーザー教育です。
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06保守・運用システム保守
- ・システムが導入されて本番稼働を開始すると、稼働した状態を維持するために、メンテナンスや監視、トラブル発生時の対応やバージョンアップ対応などの業務が必要になります。これらの業務を運用・保守と言います。
- ・システムの保守作業は、すでにお客さまが日常業務で使用しているシステムに対して行うものであるため、保守作業を行うこと自体でトラブルや障害などが発生しないように細心の注意を払って実施します。
- ・必要に応じて本番環境とは別に検証環境などを用意して、既存のシステムに影響を与えないことを事前に確認することも必要になります。
当社と日立グループの関わり方
お客さまが抱える課題は大小さまざまですが、大きなものであれば、日立グループや日立システムズグループ、パートナー会社と一緒になって解決に取り組みます。日立グループの一員として、技術の日立の一翼を担っているので、グループ会社内での主従関係といったものは存在せず、対等に提案やディスカッションを交わし、プロジェクトをリードしていく姿勢が求められます。
グループに属している最大のメリットは、日立グループの最新かつ高水準の技術情報をリアルタイムで入手できることです。また、自社のソリューションで対応が難しい場合も、グループ企業のプロダクトを組み合わせて提案できることも強みの一つです。
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職種紹介
日立の「社会イノベーション事業」をITの力で支える中核企業の一つとして、3つの事業を基盤に、幅広いフィールドで社会の課題解決に取り組んでいます。
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プロジェクトストーリー
幅広く事業展開する私たちのプロジェクトストーリーをご紹介します。プロジェクトの経緯や解決方法、開発上で難航した点などリアルな声を掲載しています。
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働くメリット
世の中で通用するエンジニアとして成長できるだけでなく、安定した労働環境が備わった日立グループならではの働くメリットをご紹介します。
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仕事の基礎知識
ITに関する知識だけでなく、日立グループの企業理念や私たちの行動指針など、仕事を行ううえで身に付けておくべき基礎的な知識をご紹介します。
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