※お急ぎの場合は専用ダイヤルまで。
導入事例
金融機関向けのデータ処理サービスを提供する有限会社大分データ処理センタ様は、大容量の機密データを安心・高速・簡単に転送できる「グローバルセキュアデータ転送サービス」を導入しました。秘密分散技術に独自の分散保管技術を組み合わせ、ハイレベルのセキュリティを担保した本サービスを利用することで、金融機関とのデータ送受信をセキュアに行っています。本サービスの導入により、データ転送にかかる作業時間を1/20以下に短縮するなど、劇的な業務改善も実現しています。
設立 | 1994年6月10日 |
---|---|
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 10名(2024年5月時点) |
代表者 | 代表取締役 秋吉 久 |
事業内容 | 金融機関向けのデータ処理サービス ほか |
取引先と機密データをやり取りする際のセキュリティをさらに強化したい
秘密分散技術と独自の分散保管技術の組み合わせにより、データ転送時のセキュリティをさらに強化
データをやり取りする取引先に対して、導入しやすく使いやすいデータ転送ツールを提供したい
専用ソフトをインストールするだけの簡単導入。操作説明の代行など、日立システムズエンジニアリングサービスのサポートによりスムーズな導入が実現
大容量データの転送をもっとスピーディーに行いたい
ファイル容量無制限の高速ファイル転送により、データ転送にかかる作業時間を1/20以下に短縮
大分データ処理センタ様は、主要顧客である金融機関からデータを受け取り、加工処理を行ったうえでデータを納品するデータ処理サービスを展開しています。これまでデータの送受信には他社のデータ転送サービスを使用していましたが、このサービスは転送時にデータが暗号化されないため、万が一転送途中でデータが窃取された場合、情報が漏えいする恐れがありました。同社は機密情報を多く取り扱っており、セキュリティ対策の強化は急務でした。
同社は「グローバルセキュアデータ転送サービス」のセキュリティ対策を高く評価し、1カ月弱のトライアル利用を経て正式に導入を決定しました。
評価ポイントの1つめは秘密分散技術です。本サービスの秘密分散技術にはZenmuTech社のZENMU-AONTが採用されています。ZENMU-AONTは、総務省・経済産業省が共同で運営する暗号技術検討会CRYPTRECの暗号技術ガイドラインにおいて、有効な暗号化技術として紹介されています。この秘密分散技術に独自の分散保管技術を組み合わせ、機密性が極めて高い形でデータを転送できる点が評価されました。評価ポイントの2つめは本サービスがインストール型であることです。ID・パスワードが分かれば誰でもアクセスできるクラウドストレージと違い、本サービスは組織内外の承認されたユーザーだけにアクセスを限定することができます。外部からの不正アクセスのリスクを最小化できる点が評価されました。
トライアル利用を含む運用開始までの準備期間は約2カ月でした。データの送受信相手となる金融機関には事前にソフトウェアのインストールを依頼し、詳しい操作方法はオンライン説明会で日立システムズエンジニアリングサービスから説明を行いました。少ない手間でスムーズな導入が実現しています。
本サービスにより劇的に改善したのはデータ転送速度です。大容量データを転送する際、以前はファイルを分割し分けて転送していましたが、現在は1回の転送で完了するようになり、さらに、転送完了までの時間も比較にならないほど短縮しました。日々のデータ送受信作業が劇的に効率化したことで、同社だけでなく顧客である金融機関の業務効率化も実現しています。課題であったセキュリティ対策については、秘密分散技術に加え、データ送信前の確認画面や、データ送受信権限の設定などにより、以前よりも大幅に強化されています。
「ハイレベルの暗号化ができる」「ファイル容量に制限がない」「転送スピードが速い」という3点を評価して「グローバルセキュアデータ転送サービス」を導入しました。問い合わせへの対応も非常に早いので、安心してサービスを使うことができています。機密性の高いデータを頻繁にやり取りする金融業界にとって必要なサービスだと思います。
本サービスは、秘密分散技術に独自の分散保管技術を組み合わせ、ハイレベルのセキュリティを実現したデータ転送サービスです。お客さまのニーズにあわせた運用方法を提案させていただきます。
重要データを「安心、高速、簡単」に転送。
企業間の重要かつ大容量のデータを高速で安全に転送します。