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導入事例
切れ味抜群のドリルねじ「ピアスビス」をはじめ、高品質なねじの製造・販売を行う株式会社九飛勢螺様は、次世代NAS「Synology」を導入しました。本社・工場にそれぞれ2台のNASを導入し、3種類のバックアップ(①クライアントPCのバックアップ、②共有ファイルのバックアップ、③共有ファイルの遠隔地バックアップ)を自動実行することでデータ管理体制を強化しています。Synologyのイミュータブル(不変/変更不可能)バックアップにより、ランサムウェア対策としても有効なデータバックアップが実現しています。
設立 | 1982年6月3日 |
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資本金 | 3,950万円 |
従業員数 | 133名(2023年11月時点) |
代表者 | 代表取締役社長 新城 公生 |
事業内容 | ピアスビス(ドリルねじ)を始めとする、各種工業用ファスナーおよび関連製品の開発、製造、販売 |
大規模災害時にも業務継続できるようデータのバックアップ体制を整えたい
本社と工場にSynologyを導入し、遠隔地バックアップを相互に行うことでBCP対策を実現
ランサムウェア攻撃から自社のデータを守りたい
Synologyのスナップショット機能により、万が一ランサムウェアの攻撃を受けても迅速なデータ復元が可能に
クライアントPCの故障に備えてデータのバックアップを行いたい
クライアントPCのデータをSynologyに自動でバックアップを取ることで、突然のPC故障が発生してもスムーズなデータ復元が可能に
九飛勢螺様は、10年以上前から大阪本社と鹿児島工場の2拠点にNASを導入し、ファイルサーバーとして利用してきました。NASを利用して拠点のバックアップデータを相互に持ち合う遠隔地バックアップも実施していましたが、近年、企業を狙うランサムウェア攻撃が急増していることから、セキュリティをさらに強固なものにするため、NASのリプレイスを検討することにしました。
Synologyはイミュータブル(不変/変更不可能)バックアップを行うスナップショット機能を持ちます。万が一、ランサムウェア攻撃によるデータの削除や変更、暗号化などが発生しても、データを健全な状態へと瞬時に復元できる点が選定のポイントになりました。また、Synologyはハードディスクなどのスペックをユーザーニーズにあわせて柔軟に拡張できるため、年々加速していくデータ量の増大にも十分対応できる点が評価されました。
九飛勢螺様のSynology利用構成は下記図のとおりです。大阪本社と鹿児島工場にメインNASとバックアップNASを2台導入し、3種類のバックアップ(①クライアントPCのバックアップ、②共有ファイルのバックアップ、③共有ファイルの遠隔地バックアップ)を自動で行う設定をしています。九飛勢螺様は専任の情報システム部門を持たないため、設計・構築はすべて日立システムズエンジニアリングサービスが担当し、九飛勢螺様向けのSynology NAS操作手順書も提供しました。 遠隔地バックアップによるBCP対策に加え、新たにクライアントPCのバックアップを始めたことで、PC故障の際には迅速な端末の入れ替え対応が可能になりました。共有ファイルのデータはスナップショット機能により変更不可能な状態で保存されているため、ランサムウェア攻撃にも強いデータ管理体制が実現しています。
ランサムウェア攻撃への対策など、ニーズにあわせて適切なSynologyの構成・利用方法をご提案します。設計・構築から運用業務までワンストップに対応いたします。お気軽にご相談ください。
ストレージとソフトウェアが一体となった次世代ファイルサーバー。BCP対策やウィルス対策、データ保護のバックアップソリューションなど、スマートなデータ保存をご提供します。