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Hitachi

日立システムズエンジニアリングサービスEXPO 2025

多様なローコード開発ツールの使い分けと伴走型SEサービスによるDX支援の取り組み

  • 阿部 哲也 氏

    株式会社日立システムズパワーサービス
    ソリューション事業部 ビジネスイノベーション本部 主任技師

    阿部 哲也 氏

現場に寄り添い、高い技術力を提供

講演の冒頭、阿部氏は日立システムズパワーサービスの概要ならびに提供サービスについて紹介。2014年に東京電力株式会社のシステム子会社から分社されて日立システムズグループの一員となり、システム構築から保守・運用までを一貫してサポートしていることを説明した。

阿部氏「当社が日立システムズグループの一員となり11年目を迎えました。日立グループが長年積み上げてきた高度な技術力や品質管理、プロフェッショナルな意識を持って、確かな信頼を得られるサービスの提供を心がけています。本日は、当社がどのような形でお客さまのDX推進に向き合っているかを紹介します。」

現場に寄り添い、高い技術力を提供

現場ごとに適したツール選定とITガバナンス

現場ごとに適したツール選定とITガバナンス

現在、同社が注力しているのが、お客さまが全社を挙げて推進しているDXのカギとなるローコード・ノーコードを活用したDX推進支援だ。

市場には多くのローコード・ノーコード開発ツールがあり、その中から何を選択し、どのように使用していくかは企業にとって重要な課題と言える。

阿部氏「まず重要なことは、DXは現場で進んでいるということです。現場ごとに異なる課題が生じており、その解決に適したツールを選択する必要がありますが、市場には数多くのツールが存在しています。現場が個別にツールを導入し、それらが乱立してしまうと、管理が煩雑になります。その結果、セキュリティリスクの増大や、アプリケーションのパフォーマンス低下といった問題につながります。」

現場のスピード感を損なわずに統制(ガバナンス)を効かせるためには、適材適所でツールを選定した上で、全社的なITガバナンスとルールの下で活用することが重要だと阿部氏は強調する。

独自基準でツールを選定

独自基準でツールを選定

多くのツールの中から、自社にとっての正解をどう見つけ出すべきか。同社では、独自の選定基準を用いてツールの特長を把握し、顧客のニーズに合致するかを判別している。

阿部氏「ローコードツールには、それぞれ得意領域や強化ポイントがあります。例えば、複雑な業務要件にどこまで対応できるのか、開発の難易度はどの程度か、そしてライセンスコストは適正か。まずはこれらを正確に把握し、多角的に評価しなければなりません。当社は独自の選定基準に基づき、お客さまの課題ニーズに対して適切なツールをご提案するよう心がけています。」

続いて阿部氏は、ツール選定基準を中心に具体的な5つの事例を挙げ、お客さまのDXにどのように貢献したかを詳しく解説した。

※事例の情報をご希望の方は、当社の担当営業までご連絡くださいますようお願いします。

未来を創るマルチスキルエンジニアの育成

未来を創るマルチスキルエンジニアの育成

どんなに優れたツールがあっても、それを使いこなす技術者がいなければDXは結実しない。阿部氏は、複数のローコード・ノーコード開発ツールの使い分けと伴走型SEサービスを提供するうえでの基本となる人材育成の大切さを強調した。

阿部氏「それぞれのツールには制限事項や特長があり、使いこなすには技術が必要です。当社では、複数のツールに対する開発スキルを持つ人材の育成に力を入れています。ツールベンダーのトレーニングに参加するだけでなく、実機での検証や実務経験が重要と考え、複数のツールを自由に操作できる『体験の場』を整備しています。現在は社員専用ですが、今後はお客さまにもご利用いただける場とする予定です。」

お客さまに適したローコード・ノーコード開発ツールを提案

阿部氏は、ローコード・ノーコード開発ツールは今後も増えていくと考えられ、最近では生成AIやAIエージェントといった便利な機能が実装されてそれぞれの特長も変化していると語った。そして、同社が提供するツールの中から「OutSystems」「kintone」「Power Platform」「Pleasanter」について、特長と強みを解説した。

お客さまに適したローコード・ノーコード開発ツールを提案

阿部氏「お客さまのセキュリティ規則上クラウドサービスの利用が可能であれば「kintone」や「Power Platform」を提案しています。一方で、クラウドサービスの利用が難しい場合は、難易度により区分けした上で「OutSystems」や「Pleasanter」を推奨しています。」

ローコード・ノーコード開発ルールの当社内での整理

最後に阿部氏は、本講演のポイントを6点挙げ、「お客さまの真の課題解決に向き合い、革新的な業務改革を実現するために全力でサポートする」と締めくくった。

本日のセミナーのまとめ
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