機種にもよりますが、最大で50メートル程度まで到達可能です。
ただし、消費電力が大きくなるため環境と用途に合わせた設定が必要です。
近距離無線通信を利用したビーコンにより人や物の位置情報を把握して、
「ヒト・モノ・場所」に関するさまざまな現場の課題を解決します。
ビーコンとは、低電力・低コストの通信プロトコル、またはその技術を使ったデバイスのことです。
BLE(BluetoothLowEnergy)による近距離無線通信を利用し、ビーコンを対象者にお持ちいただいたり、対象物に取り付けたりすることで、人や物の位置情報を把握できます。位置情報技術を活用することで、「ヒト・モノ・場所」に関するさまざまな現場の課題を解決します。
ビーコン利用サービスの概要
一般的には、店舗への集客を目的とした来客者へのクーポン発行などの情報発信(O2Oサービス)や、地下街や屋内の施設利用者を誘導するためのナビゲーションサービスに使用されます。
当社では、ビーコンを場所に設置するのではなく、移動体に付けるタグとして活用することで、
ヒトやモノの位置をモニタリングし、さまざまなソリューションをご提案しています。
・ビーコンとGPS情報を利用した屋外での動線確認(地図での表示)
・インドアでの動線確認(レイアウト上での表示)
こんな用途・シーンでご活用いただけます
作業エリアごとに受信機を設置し、ビーコンを付けた作業員の位置情報を取得する。取得した位置情報と現場から報告される作業進捗状況を利用し、適切な人員配置を行います。
工事進捗等に合わせた緊急の配置換えなど、作業進捗状況と配置された作業員数から、効率の良い人員配置が可能、また災害発生時の点呼や捜索も可能
蓄積したデータを分析し、作業効率向上や遅延防止、安全性の確保に向けた改善が可能
作業員がいつからいつまで、どこのエリアで作業したのか、ビーコンで取得した作業員の位置情報を自動で集計し、作業員管理の工数を削減します。
各作業員による工数シートの記入と管理者の集計作業(手作業)を自動化。また、収集したデータとお客さまシステムの生産高データを連携することにより、適切な人員配置を行い、生産性向上を図る
ビーコン利用サービス(作業員管理)
非常用対策機器にビーコンを取り付けて、倉庫では設置した受信機で在庫状況を取得することで、移動中や対策現場では、作業員スマホの専用アプリを利用して、ビーコン情報とともにGPS位置情報を取得することができます。
取得した位置情報は地図画面や一覧画面に一括表示し、履歴も保存されます。
・適切な作業割当や迅速な指示が可能
・電話やメールでの確認時間を大幅削減
・位置履歴で委託業者の作業証跡が確認可能
もちろん、非常時以外の利用も可能!
ビーコン利用サービス(搬送管理)
店舗内に受信機を設置し、カートにビーコンを取り付けることで、カートを利用するお客さまの位置を検知し、売り場ごとの滞在時間や移動履歴を収集し分析データとして活用します。
POPやチラシ広告による集客効果の有効性を確認したり、移動履歴から新たな販売施策や、レイアウトの立案が可能
よくある質問と答えをご紹介します。