ページの本文へ

Hitachi

株式会社日立システムズエンジニアリングサービス

PROJECT♯01 大手自動車メーカのメールシステム再構築プロジェクト

導入前の課題

お客さまが運営する全国の販売拠点で利用していたメールシステム(メール送受信やメールアーカイブ(保管))のハードウェア保守の期限が切れることに伴い、新システムへのリプレース計画が進行していました。それまでメールシステムはお客さまの自社センタで稼働しており、運用負荷や導入コストが大きいという点が課題となっていました。今回は、他社(4社)との競合となりましたが、大手SIer(システム・インテグレータ)と連携して株式会社日立システムズエンジニアリングサービスも参加。他社とは異なるシステム構成にて提案を行うことになりました。

解決方法

メールシステム全般に関わる広範囲なシステムリプレースを行うにあたり、運用負荷・導入コストが最小限に抑えられるシステム構成を検討し、提案することになりました。
具体的には

  1. メール送受信システムを、SaaSへ移行
  2. メールの保管は、メールアーカイブシステム「WISE Audit(ワイズオーディット)」を導入し、セキュリティ面やコンプライアンス面を考えて、お客さまの自社センタに設置

という、SaaSとオンプレミスの長所を共に活かしあう提案を行いました。
お客さまからは他社にはない提案内容と、運用負荷・導入コストが大きく削減できるという点を高く評価され、受注する運びとなりました。

SaaSとは(Software as a Service)。ネットワーク経由でアプリケーションを利用するサービス

導入後の効果

「WISE Audit」の導入により、1日あたり24万通、月間500万通超という大容量のデータをアーカイブ(保管)し続けています。

難しかった点

セキュリティの観点からメールシステムとアーカイブシステム間のメール通信を暗号化する必要があったため、メール暗号化の事前評価を行いました。その際、解決はできましたが、想定通りに暗号化通信ができないという問題が起こりました。

また、SaaSシステム側のシステム構成やアーキテクチャが基本的に非公開だったという点と、システムの拠点が海外にあったため、問題解決に向けて意思疎通を図るのに苦労しました。最終的には海外拠点を含め、幾度かの電話会議を実施し、コミュニケーションを密に取ることで意思疎通を図り、解決に導くことができました。

お客さまの評価

プロジェクトの終盤に、アーカイブシステムに特化した部分でお客さまから追加の要件がありましたが、当初の作業範囲の中で対応したという点と、これまで安定稼働しているという点で高く評価いただいています。